悪徳塗装業者に騙されないために

外壁や屋根の塗装での悪徳業者のよく使う手口

そういう悪徳塗装業者を見抜く防衛策をまとめています。

これを知っていれば、悪徳塗装業者に引っかかることはないでしょう!

 

なお、その業者が悪徳業者かどうかを、いちいちチェックした上で、家の塗装工事を頼むのも面倒です。

そんな面倒なことをしなくても、最初から信頼できる業者にだけ、家の塗装の相談や見積もり依頼をできる方法があります。

詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

 

ボッタクリ塗装業者を見抜く方法

外壁や屋根の「塗り替えリフォーム」は、そう頻繁に行うものではありません。

だいたい10年に1度といった程度です。

 

そのため、業者の出してくる見積もり金額が、本当に適正料金かどうか、を見極めることは、素人にとっては困難です。

塗装料金の相場というものを、ご存知の方は少ないでしょうから。

 

そこに付け込んで、不当に高い金額の見積もりを出す業者がいます。

いわゆるボッタクリ業者です。

 

防衛策

ボッタクリ塗装業者かどうかを見極める方法は2つあります。

1.あなた自身が塗装の知識を身につける

1つは、あなた自身が塗装についての知識を身につけ、塗料のこと、塗装工事の流れ、自分の家に必要となる塗装工事、そして塗装料金の相場を知ることです。

しかし、塗装の知識を短期間で身につけることは困難でしょう。

 

2.少なくとも3社以上から相見積もりを取る

もう1つは、相見積もりを取ることです。

最低でも3社程度から見積もりを取りましょう。

 

外壁や屋根の塗り替えをする方の多くは、1つの業者にしか見積もりを依頼しません。

訪問販売で訪ねてきた業者に、あれよあれよという間に契約させられるケースが少なくありません。

そして、これがトラブルのもとになっています。

複数の塗装業者から見積もりを取って比較することで、おおよその適正料金や相場を知ることができます。

 

また、相見積もりを取ることは、業者が不当に高い見積もり金額を提示するのを防止する効果もあります。

大事なのは「ほかの業者さんにも見積もりをお願いしています」と、業者に必ず伝えることです。

 

相見積もりであることを業者に告げるだけで、業者は、不当に高い金額で見積もりを出すことはできなくなります。

 

できれば最初から信頼できる業者に見積もりを依頼したい

3社程度の業者といっても、見積もりを依頼する業者を複数探すのは大変です。

よく知っている業者があれば別ですが、塗装業者に知り合いがいる方は、ほとんどいないでしょう。

タウンページやネットで探し出したリフォーム業者や塗装業者が、本当に信頼できる業者かどうか見極めるのは、非常に困難です。

 

口コミ情報などを調べるにしても限りがあります。口コミの信ぴょう性の問題もあります。

そんなときに便利なサービスがあります。

 

優良店を無料で紹介している第三者機関を利用することです。

匿名で利用でき、あなたの家の外壁塗装の適正価格が簡単に分かります。

 

見積もりを安く提示し追加料金を請求

見積もり金額が不当に高い業者だけでなく、逆に、極端に安い見積もりを提示してくる塗装業者にも注意が必要です。

モノやサービスには適正価格・適正料金があります。極端に安い金額は、必ずウラがあります。

 

よくあるのは、見積もり金額を安く出して外壁塗装工事を請け負い、追加工事が必要として追加料金を請求するパターンです。

 

工事が始まると、

悪徳業者
ここも傷んでいるから直しておいた方がいいですよ
悪徳業者
ここは見積もりに含まれていないから追加料金が発生します

などと言ってきます。

 

しかも、

悪徳業者
いっしょに今やっておかないと、困ったことになりますよ

などと脅してきます。

 

そういうケースは、本来なら最初の見積もりに当然含まれる工事であったり、あえてやらなくてもよい工事だったりするものです。

しかし、塗装を依頼したほうは詳しいことは分かりませんから、

押しに弱いガール
だったら、いっしょにやっておいて

となります。

 

あるいは「そんなのは当然、見積もりに入っているはずじゃないか」と抗議する場合もあるでしょう。

文句を言ったところで、塗装工事を途中で打ち切るわけにもいきません。あとの祭りです。

結局、泣き寝入りということになりかねません。

 

追加料金を請求されないための防衛策

契約のときに、契約内容をきちんと確認しましょう。

 

見積書といっしょに、仕様書や建物調査診断書も必ず出してもらいましょう。

これは、塗装・補修する場所ごとに状態と施工法を書いた説明書です。

 

見積書を1枚だけ出して、仕様書や調査書を出さない業者、要求すると渋る業者は、契約しない方が無難です。

 

あとから言った言わないともめても、水掛け論になるだけです。

イヤな思いをしないためにも、契約内容は、納得いくまで説明を求めることが大切です。

 

また、見積もりを出す前に、業者が建物の状態をきちんと調べているか、立ち会うことも大切です。

家の周りをぐるっと見ただけで見積もりを出すような業者は、信頼できる業者とは言えません。

 

塗料のごまかしを防ぐ方法

悪徳塗装業者がよく使う手口に「塗料のごまかし」があります。塗料のごまかし方は、おもに2種類あります。

見積書に書いた塗料よりも、価格の安い塗料を使う。
塗料を薄めて、かさ増しする。

それぞれ詳しく見てみましょう。

 

見積書に書いた塗料よりも、価格の安い塗料を使う

見積書に書いた塗料でなく、グレードを落として価格の安い塗料を使う手口です。

依頼主は、見積もり段階では、どの塗料を使うか業者と相談しながら検討します。しかし、塗装の塗り替え工事が始まると、使っている塗料をチェックすることなどありません。

業者が、グレードを落とした塗料を使うなど想像もしないでしょうから、そこに付け込むのです。

塗り替え工事直後は、実はプロでも、安物の塗料を使ったかどうか見分けがつきません。

しかし、安物の塗料は耐久年数が短いので、塗膜が早く劣化します。

 

塗料を薄めて、かさ増しする

外壁や屋根の塗装に使う塗料は、薄めて使うようにできています。薄め液を加える量は、塗料メーカーが指定しています。

悪徳業者は、規定よりも多く薄め液を加えて、塗料を薄めます。それだけ塗料の量が、少なくて済むからです。

薄めすぎた塗料で塗ったら、当然、メーカーが想定しているよりも耐久性が落ちます。塗膜が早く劣化してしまいます。

 

塗料を薄め、かさ増し防衛策

塗料のごまかしを防ぐポイントは、見積書や仕様書といっしょに、使用する塗料の名前やメーカー名、樹脂名も書いた書類を出してもらうことです。できれば、使う塗料の写真も付けてもらいましょう。

これを要求するだけで、業者側も「塗装のことを知っているお客だ」と感じ、発覚を恐れて不正を思いとどまります。

事前に塗料の詳しいデータを手に入れていれば、塗装中の塗料の缶をチェックすることで、塗料が違っていたら指摘することができます。また、かさ増しが疑われる場合は、塗料メーカーに問い合わせて、薄め液の量のことなども確認することができます。

 

塗りの回数をごまかすのを防ぐ方法

悪徳業者の手口の中で最も多いのが、「塗りの回数のごまかし」です。

塗装は3回塗り(下塗り・中塗り・上塗り)が基本です。見積もりのときには「3回塗りをします」といっておきながら、2回しか塗らなかったり、ひどい場合には1回しか塗らないケースもあります。

塗装の塗り替えが完了した後では、きちんと3回塗りしたかどうか分かりません。それに塗り終わったところを実際に見ても、違いは分かりません。

手抜き塗装の影響は、あとから現れます。本来、10年程度もつところが、1年くらい経つと「色むら」が現れてきて、見た目が極端に悪くなってきます。

仕上げ塗料は2回塗り(中塗り・上塗り)を前提としていますから、それが1回だと本来の耐久性が発揮できません。塗膜の劣化が早まり、ひび割れや剥がれが起きやすくなります。

また、下塗りで手抜きがあると、仕上げ塗料の密着性が落ちますから、塗膜が剥がれやすくなります。

そのときになってクレームを言っても「時すでに遅し」です。塗装業者は「環境のせいでしょ」「ちゃんと塗装しましたよ」と、いくらでも言い逃れできます。泣き寝入りということになりかねません。

 

塗りの回数をごまかし防衛策

悪徳業者による「塗りの回数のごまかし」を防ぐには2つの方法があります。

塗装の工程ごとに写真を撮って提出してもらう。
中塗りと上塗りは塗料の色を変えて塗ってもらう。
もちろん、塗装の現場で、あなた自身が足場にのぼって業者を監視する方法もありますが、実践的ではないでしょう。

きちんとした業者なら、工程ごとに写真を撮ることも、中塗りと上塗りは塗料の色を変えることも、日ごろから行っています。

もし「色を変えて塗ったら仕上がりが悪くなる」とか「写真の提出なんて普通はしない」などという業者なら、その業者との契約は避けた方が良いでしょう。

下塗りと中塗りは、塗料の色が違うので、中塗りがきちんとできているかどうかは分かりやすいのですが、中塗りと上塗りは、同じ仕上げ塗料を使うので、2回塗れているかどうか、見た目では判断しづらいのです。

大半の業者は、中塗りと上塗りを同じ色で塗っています。しかし、同じ色で塗ると、ごまかす意図がなくても「塗り残し」が必ずできます。一流の職人ほど、同じ色で塗ると「塗り残し」が出ることを知っています。

しかも、中塗りと上塗りの色を変えることによって、塗り残しができないように塗るというだけでなく、両方をしっかり塗ってもらえるメリットもあるのです。

なお、色を変えるといっても、赤で塗った上に白を塗るというわけではありません。それでは下の色が透けてしまい、仕上がりが悪くなります。中塗りと上塗りの色を微妙に変えるのです。そうすることで、塗り残し個所が一目で分かるようにするのです。

「色を変えて塗る」「写真を提出する」――この2つを嫌がる業者は、普段から塗り残しを出している業者、あるいは意図的に3回塗りの作業工程を省いている業者と思って間違いないでしょう。そういう業者とは契約を避けた方が良いのです。

 

 

塗装後にひび割れの補修跡が黒く浮き出すのを防ぐ方法

外壁の塗り替えをして1年ほどで、ひび割れを補修した跡が、黒ずんで浮き出てくることがあります。

原因は、下地処理の方法が悪いからです。これは悪徳塗装業者の手口というわけではありませんが、塗装業者の知識不足からおきます。

塗装の前に、まず下地処理をします。

モルタル外壁は、クラック(ひび割れ)が起きやすいので、ひび割れしている部分をふさぐようにコーキング処理を行います。サイディング外壁の場合は、継ぎ目部分のコーキング(シーリング)が劣化して、ひび割れを起すので、コーキングの増し打ちや打ち替えを行います。

ところが、安物のコーキング剤を使うと、塗り替えから1年ほどで、ひび割れを補修した跡が黒ずんで浮き出てくるのです。これをブリードといいます。

よそのお宅の外壁に、ひび割れを補修したと思われる跡が、黒くなっているのを見たことがあるでしょう。

ブリード現象は、コーキング内に含まれている可塑剤という添加物が、時間の経過とともにコーキング内部から塗装面にゆっくりと浸透するために起きます。その結果、シーリング上面にある塗装面が黒ずんできます。

ブリードを起こさないためには、ノンブリードタイプのコーキング剤を使う必要があります。ところが、驚くことに、塗装専門業者といえども、ブリード現象のことや、ノンブリードタイプのコーキング剤を知らない業者が多いのです。

ノンブリードタイプのコーキング剤があることを知らない業者は、ブリード現象が起きても「それは自然現象だから仕方ない」と思っています。

業者にしてみれば、悪意があるわけではないのでしょうが、ブリードに関する知識を持っていれば防ぐことができるのですから、やはり、塗装業者としては不適格と言わざるを得ません。

 

ひび割れの補修跡が黒く浮き出し防衛策

業者に、次のように聞いてみてください。

「よそのお宅が外壁を塗り替えたとき、ひび割れを補修した部分が黒く浮き出てきたそうなんですが、なぜ、そんなことになるのですか?」

ブリード現象について知識のある業者なら、その仕組みをきちんと説明してくれるでしょう。そして「私どもでは、そんなことにならないように、ノンブリードタイプのコーキング剤を使います」と言うはずです。

一方、ブリード現象について知らない業者なら、「時間が経てば、そういうこともあります」とか「塗装の仕方が悪かったのでしょうね」などと答えるでしょう。

もし、ブリード現象について知識のない業者に外壁塗装の塗り替えを任せてしまったら、ひび割れの補修跡が、黒く浮き出てしまうことになりかねません。

塗装業者の中には、勉強不足と思われる業者も少なくありません。塗装についての専門知識があり、仕事に自信を持っている業者なら、あなたの質問に喜んで答えてくれるでしょう。

 

雨樋や雨戸など付帯物の塗装で手抜きする

雨樋や雨戸など付帯物の塗装で手を抜くのも、悪徳塗装業者の手口です。

家の塗装の塗り替えでは、外壁や屋根だけでなく、こうした付帯物や木部・鉄部の塗装も重要です。

実は、雨樋や雨戸など付帯物、木部や鉄部の塗装は、外壁の塗装より早く傷みやすいのです。

ところが、こうした細かい部分の塗装は手間がかかるうえ、施主側も、あまり目を向けません。そのため、雨樋や雨戸など付帯物の塗装で手を抜く業者がいます。

例えば、塩化ビニール製の雨樋の塗装なら、まずペーパーをかけて、塗料がしっかり密着するように細かい傷を入れます。そのうえで専用の塗料で仕上げます。最初のペーパー掛けで手を抜くと、2年ほどで塗装が剥がれてしまいます。

木部や鉄部は下地処理したうえで、下塗り・中塗り・上塗りと3回塗りを施します。

悪徳業者は、こうした下地処理の作業で手を抜いたり、塗り回数を減らしたりします。

 

塗装で手抜きする防衛策

見積もりに付帯物の塗装が含まれているかどうか確認しましょう。

「雨樋や雨戸は、見積もりに含まれているのですか?」と、率直に聞けば良いでしょう。

もし付帯物の塗装が見積もりに含まれていないようなら、その業者は疑った方が良いでしょう。外壁塗装の塗り替えが必要な時期なら、付帯物の塗装は、当然、塗り替え時期が来ています。

雨樋などが見積もりに含まれていない場合、塗装工事が始まってから「雨樋もかなり傷んでいますから、塗装しておいた方がいいですよ」などと、追加工事として押し付けてくる業者もいます。そういう業者は、何かにつけ工事を追加するものです。

本来、業者が建物調査をした段階で、雨樋などの劣化状態も分かっていないとおかしいのです。そういう業者は、いい加減な業者か、意図的に見積もりを安く見せかける悪徳業者か、のいずれかです。

また、「雨樋は、どのように塗るのですか?」と、さりげなく確認してみましょう。上から塗料を塗るだけで、ペーパー掛けまでやらないような業者は、避けた方が良いでしょう。

言うまでもありませんが、仕上がった後、きちんと塗られているかどうか、チェックすることも必要です。

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