外壁・屋根の塗装工程と工事の流れ

一般的な住宅の塗装工程を見てみましょう。

まず最初は、塗装業者に塗装の相談をして、見積もりをとることから始まります。

家を建てたときの図面があれば用意しておきましょう。

 

一般的な住宅の塗装工程

塗装業者は、必ず現地調査と建物診断を行った上で見積もり書を作成します。

もし、建坪数だけとか、簡単な計測だけで見積もりを出すような業者は、信頼できない業者だと思ってください。

 

見積もりを出すには、塗装面積を正確に出す必要があります。

また、補修が必要な個所は補修して塗装しなければ、すぐに塗装し直さなければいけなくなりますから、きちんと建物を診断することも必要です。

この建物診断は、不要な工事をして費用を吊り上げようというものではありません。

 

もちろん、なかには悪徳業者もいますから、十分に注意が必要なことは言うまでもありません。

納得できない工事があれば、きちんと確認することが大切です。

 

ただし、必要な補修か、不要な補修かは、素人には判断付かない場合もあります。

そのために、外壁塗装工事を依頼するあなた自身が、基本的なことは知っておく必要がありますし、複数の業者に相談して見積もりを出してもらうことが大切なのです。

 

見積もり金額は、使用する塗料によっても料金が変わってきます。

足場代や、作業する職人の人数によっても違います。このとき、おおよその工事の期間も提示されます。

 

見積もりが出たら、見積りの検討や屋根材・外壁材に合わせた塗料の種類などについての打ち合わせをして、最終的に納得が出来た時点で工事契約の運びになります。

 

ここでは塗装工事期間中の工事費用の支払い方法や、保証内容などもしっかり決めることが大切です。

 

塗装工事の契約がまとまったら、近隣に住宅などがある場合は塗装業者から住宅を塗装する旨の挨拶をして、近隣の了解をとるようにします。

 

いよいよ塗装工事ですが、最初に木材や金具を使って住宅の周りに足場を組みます。

そして事故を起こさないように安全な塗装現場を作り、周囲に塗料が飛散しないようにメッシュのシートで覆います。

 

塗料を塗る前に、塗装の下地作りのため、外壁や屋根その他についている埃やカビを強力な高圧洗浄機できれいに洗い流します。この作業の出来・不出来が、仕上がりに影響しますから注意しましょう。

 

洗浄が終わったら、モルタルなどのひび割れした部分は補修し、サイディング壁の継ぎ目部分のコーティングが劣化していれば打ち替えて、塗装する表面を整えます。

同時に塗装しない部分は、ビニールシートでカバーをします。

 

それから塗装するのですが、塗装の下塗りをしてから上塗りを2回、合計3回塗りが、塗装の基本工程です。上塗りを2回行うのは塗膜の厚さを均等にするためです。

 

屋根の塗装も下塗りが1回、上塗りが2回ですが、屋根には特に耐久性がある塗料を使います。

鉄の部分や木の部分の塗装は下地処理と下塗りとなるベース塗装が大切です。

 

それから仕上がりの確認を行い、必要に応じて手直しをします。これで塗装は終わりです。

足場を解体してビニールシートも取り除き、周囲を清掃して、すべての工事が完了します。

 

塗装工事が終わったら、塗膜性能保証書を発行してもらいましょう。

これが、一連の塗装工程の流れになります。

 

工事保証は外壁塗装業者によって様々

住宅の外壁塗装には、通常、工事保証制度があります。

塗装業者によっては、この工事保証をしない場合も考えられますから、必ず見積りの段階で工事保証についての確認が必要です。

 

住宅の外壁塗装に関する工事保証期間は、法律で定められているわけではありませんから、塗装業者によりまちまちです。もちろん、使用する塗料によっても耐用年数が異なりますから、保証期間も変わってきます。

 

例えば、塗装が剥がれたり、ひび割れが生じたり、水漏れなどの不具合が生じたの場合、5年間の無料補修を約束している塗装会社もあります。

 

また、塗装工事が完了した後で、自主的に1ヵ月以内に無料で点検するというようなサービスを実施している塗装会社も見られます。そして、この初期点検で不具合が発見された場合には、無料で塗装の補修が行われます。

 

季節の変わり目などに外壁塗装をした場合などは、とかく不具合が発生し易くなります。

そういったこともあり、春夏秋冬の気温の変化などから塗装した面に劣化や塗装剥離がないかどうか、1年間の無料工事保証を実施している塗装会社もあります。

 

さらに、台風や大雨、大雪などの場合に塗装の具合を点検する塗装会社もあります。

 

このように外壁塗装の工事保証制度は、それぞれの塗装業者で異なりますから、繰り返しますが外壁塗装の工事保証制度については、見積もりの段階で確認した上で契約をすることが大切になります。

 

工事保証のない塗装業者は、信頼できる業者とは言えません。

優良な塗装業者であれば、かなり長期間の工事保証を約束してくれるでしょうし、その間の定期点検や塗装以外の不具合についても相談に乗ってくれるでしょう。

ただし、保証期間が長ければ良いというものではないことも知っておきましょう。

 

塗料は、種類によって耐用年数が違います。

フッ素樹脂塗料なら10年保証も可能でしょうが、ウレタン樹脂塗料やシリコン樹脂塗料で10年保証という場合は、考えものです。

 

長期保証をうたって契約を促しながら、2年足らずで塗膜がはがれてしまい、業者に連絡しようにも連絡がつかない、といったケースも少なくありません。

いわゆる「塗り逃げ」する悪徳業者もいます。

 

さらに、保証期間中の保証内容も重要です。塗膜の異常や不具合が発生した場合、その原因が、塗料そのものなのか、工事のやり方が悪かったのか、下地に変化が起きたのか、特定するのは困難です。

 

塗料メーカーの塗料の品質に対する保証は、通常1年です。

ですから、塗装して数ヵ月で塗膜がはがれたような場合、塗装業者の保証期間中であっても、「施工が原因とは考えられないので、メーカーに話をしてみてください」などと平気で言う業者もいるのです。

 

保証内容まできちんと確認しておかないと、保証期間中であっても保証を受けられないという事態になりかねないのです。

 

保証期間内に何らかの不具合が出た場合には、無料で点検や補修を行うという旨の保証内容を取り付けておくことが不可欠であることも覚えておきましょう。

 

やはり、実績があり、信頼できる塗装業者を選ぶことが大切です。

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