家の塗装は住む人を表す

デザイナーズマンションといわれる「コンクリート打ち放し」のマンションが、いっときブームになりました。

個人の家でも、コンクリート打ち放しにしているのを見かけることがあります。

 

コンクリート打ち放しなど外壁塗装しない家は魅力的?

コンクリート打ち放しなど、塗装していない外壁の家を「芸術的」と憧れる人もいるでしょう。

個人の好みの問題をどうこう言うつもりはないのですが、外壁塗装の役割についても考える必要があると思います。

コンクリート打ち放しに限らず、木の板やモルタルむき出しの外壁塗装していない家について考えてみましょう。

 

外壁の塗装をしていない、下地むき出しの外壁は、人目をひく半面、弱点もあります。弱点もあるというか、実際にそこに住むとなると、考えさせられることが多すぎます。

コンクリート打ち放しが最もイメージしやすいと思いますが、外壁に断熱効果がありません。

そのため、夏は暑く冬は寒いということは、容易に想像がつくでしょう。半端な暑さ寒さではありません。

 

加えて、塗装していないため防水性がありません。コンクリートは、時間の経過とともに、ひび割れが進みます。

ひび割れからの雨水の浸入は、想像以上です。

 

雨水が侵入した跡は、シミになります。そのシミの跡がいいんだ、という人もいるかもしれませんが、一般的には、見た目に美しいとはいえないでしょう。

また、むき出しの木の板やモルタル、コンクリートでは、すぐに汚れが付着します。

太陽光や雨風が直接当たりますから、外壁の劣化が進みやすくなります。

 

このように、家の外壁塗装をしなかったら、住宅の寿命が短くなり、見た目も良くないのが現実なのです。

新築時に予算不足から、外壁の塗装を省くケースもあるでしょう。

そのときには建築費用を節約できたと思うかもしれませんが、結果的には、すぐに大掛かりな補修が必要になり、コストパフォーマンスはよくないのです。

 

外壁塗装は、外観を良くすることに加え、何よりも住宅を長持ちさせるためのものであることを忘れないでください。

 

もちろん、個人の好みの問題ではあります。

しかし、一時的な「見かけの格好良さ」にこだわるのでなく、長い目で見て考えることが大切でしょう。

 

外壁塗装の色は住む人を表す

一戸建ての家でも、アパートやマンションでも、建物の外壁塗装は、そこに住む住人と無関係ではありません。

集合住宅であるアパートやマンションの場合は、所有者(オーナー)の好みによって、外壁のグレードや塗装の色が決まります。

賃貸アパートや賃貸マンションはもとより分譲マンションでも、自分が住んでいる区画だけ、外壁に別の塗装を施すことはできません。

 

それでも、アパートやマンションであっても、そこを借りたり購入したりするときには、外観が自分の好みやセンスに合うかは考慮されるものです。

一方、一戸建ての注文住宅なら、外壁塗装は自分の好み通りにできます。

みずからのセンスが表現されます。家の外壁の色を考えるのは楽しいものです。

 

ところで、もし、周囲に落ち着いた外装の平屋や二階建てが多く見られる場所で、外壁から屋根までをグリーンで塗装した一戸建て住宅があったとしたら、どのような印象を見る人に与えるでしょうか。

その住宅の所有者は、自らその住宅を「緑の館」などと呼んで、メルヘンチックな気分になっているかも知れませんが、果たして周囲との調和がとれるでしょうか。

 

その「緑の館」の周囲に、スペースや庭があって樹木が植えられているとすれば、「緑の館」と呼ぶのも、あながち不自然ではないかもしれませんが、狭い敷地で住宅がむき出しになっているとすれば、多分かなりの違和感が生じるでしょう。

 

外壁がグリーンで屋根が赤かったりしたら、さらに違和感が増すのではないでしょうか。

せっかくの外壁のツートンカラーも、選び間違えたりしたら大変です。

 

住宅の外壁塗装は、まさに個人の好みです。そして、塗装から、そこに住む人のセンスや生活に関する考え方を、うかがい知ることができます。

このように住宅の外壁塗装の色は、そこに住む人を表すような役割を持っています。

新築でもリフォームでも、あるいは外壁の塗り替えでも、塗装の色には十分な検討が必要になります。

 

なお、住宅の塗装の色は様々ですが、カラーサンプルからでは住宅全体のイメージはつかみにくいので気をつけましょう。

パソコンなどで住宅の写真を再現して、そこにカラーサンプルの色をつけて比較・検討をすることが現在の技術では可能ですから、このようなカラーシミュレーションをお勧めします。

同時に、自分の好みだけでなく、周囲の住宅との色のバランスも考えたいものです。

 

外壁塗装で決まる住宅の品位・格調

「この家は、品がないなぁ」とか「この家は、すごく格調高い家なだぁ」と感じたことがあるでしょう。

 

家の品位や格調は、もちろん家の造りや大きさも関係しますが、たとえ立派な建物であったとしても、外壁が汚れていたり、ひび割れがあるようなら、品位を落としてしまいます。

住宅と、その屋根や外壁の塗装は一体のもので、住宅の品位や格調は、塗装によって決まるといっても過言ではありません。

 

また、外壁や屋根の素材や色も、家の品格に大きく関係しています。

分譲マンションの外装は、多くがタイル貼りやレンガ貼りで、高級感があり上品な色調のものが多いようです。

 

一戸建て住宅の場合は、良い意味で他の家との違いを出したいところです。

ところが、違いを強調したいがために、かえって逆効果になっている場合があります。

 

外壁塗装の必要性

例えば、外壁塗装していない家をイメージしてみてください。コンクリート打ち放しの家などが、その例です。

コンクリート打ち放しの壁は「芸術性が高い」ということで、一部で流行ったこともありました。

 

たしかに新築当初なら、そういう面もあるかもしれません。おしゃれな感じもあるでしょう。

しかし、実際にそこで暮らしてみると、断熱性や防水性の面から、とても人が住めるところでないことが分かります。

外の温度や熱が直接伝わりますから、夏は暑く、冬は寒いのです。

さらに塗装していないので、防水効果がありません。雨水が染み込み、シミ汚れが浮き出てきます。

 

それに、やはり塗装していないと、「未完成の家」という感じは否めません。

「それが、いいんだ」と思う人もいるでしょうが、家の品格というのは、多くの人がどう感じるかということで決まります。

 

そもそも、快適に暮らせない家では、家としての品格があるとは言えないのではないでしょうか。

 

塗装の色のバランスと周囲との調和

さらに、その家の外壁と屋根の色のバランス、あるいは周囲の家との調和といったことも重要です。

外壁は品がある色なのに屋根はケバケバしい残念な色合いになっていたり、あるいはその逆であったりすることがあります。

また、1軒だけ周囲と比べて違和感を感じる色合いの家を見かけることもあります。

そこに住む人の人柄やセンス、品格が、家の品格として表れることを覚えておきましょう。

 

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